茶山台としょかん

talkはじめての試みとしてフィールドワークを行いました。記念すべき第1回目は茶山台としょかんへ。


◯茶山台としょかんって?

茶山台としょかんは堺市南区のまちびらきから半世紀を迎えた泉北ニュータウンにある「公社茶山台団地」にできたコミュニティスペース。

利用機会の減った集会所を再活用し、住人の方から持ち寄り本を集めて2015年頃からスタートしたそうです。そして運営スタッフさんとボランティアさんの協働のもと乳幼児のいるご家庭から子どもはもちろん、高齢者の方まで多様な方がほっと集まる居場所に。

実際に昨日行かせていただくと、としょかんの中には住民の方と一緒につくったというあたたかな棚に本が置いてあり、子どもたちが鬼ごっこの合間にそろって集う場所になっていたり、大人と話しながら過ごす子どもたち、住人の方、、といった居心地のよい場所となっていました。



◯私たちがここを選んだわけ

私たちも2ヶ月に1回皆の近況を報告したりゆるやかなコミュニティを形成しています。TALK教福も3年目になった今、「せっかく長く続けているんだから何かできないかなあ。働きながらできることってなんだろう。」そんな「こうなったらいいな」を形にする様を茶山台としょかんさんの方から学ぼう!とここにフィールドワークに行くことになりました。



◯当日のてくてく日記

いざ団地へ行ってみると、何ともゆっくりした時間が流れます。子どもたちが道路いっぱいに広がって遊ぶ姿、お散歩する姿、、堺市内でもこんなにのどかなんだなあとしみじみ歩きました。団地をしばらく行くと茶山台としょかんが。子どもたちの笑い声、住民の方のまた来るなあと声かけをしている姿が見受けられました。そしててづくりの看板とワゴンがお出迎えしてくれました。(昔誰も集まらなかった時、ワゴンを外に出してコーヒーを振舞っていたそう)

としょかんの中で立ち上げの経緯、実際に行ってることや現状、今後してみたいこと、などなど丁寧に教えてくださいました。


話を聞いた後は団地内を案内してくださいました。移動途中に「泉北レモン」が目に留まりました。かわいいですね、と盛り上がると実は端っこの2つはみかんなのだと教えてくださいました。

何でも皆でレモンを植えた後、気付くと2つ苗木が増えていたそう。住民の方が子どもたちが食べるやろということでそっとみかんの木を植えてくれたということでした。

何だか、このエピソードがこのまちの良さの全てを表しているなあと私の今日の一番の感動ポイントでした☀️


次に案内してくれた場所では団地内の部屋をリノベーションしてありました。中に入ると優しい緑?の色とともに手づくりのテーブルが。何度かイベントとして皆とともに手づくりをしたそうです。ここで11月5日から「やまわけキッチン」がOpenするとのことでした。

団地内の一室でお惣菜を売るという何とも素敵な取り組み。これまでとしょかんに来れなかった方々もつながれる予感です。



◯感想たち

・エネルギーがすごい!

・自然と活動に巻き込まれたくなるってすごい!

・自分のご近所付き合いを改めて考えるようになった。

・ゆるやかなコミュニティ形成だからこそ、私はこんなことができるよ!と多様な方が集まってきてるね。

・ワクワクしているオトナを見るのが久しぶりで楽しかった!

・私たちも妄想したいなあ。

などたくさんの感想が。

まだまとまりきっていませんが、少なからず刺激をものすごく得ました。

2回目も開催したいなと、早速どこに行こうか考え中です。また行ってみたいところ、オススメなところなどなど教えてくださいね☺️💐そして皆さんも是非一緒に行きましょう!!

TALK教福

ひとがイキイキと生きていくためにはどうしたらいいんだろう? 大阪府立大学 教育福祉学類はひとにかかわるたくさんのことを、教育×福祉の視点から考えています。 私たちはそんな「教福」の卒業生です。 ―教育福祉を学んだ私たちだからこそ、伝えられる生き様がある。 そんな想いを込めて、このサイトを立ち上げました。 卒業生のいろんな生き様をゆっくりみていってください。

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